しょぼ介護職員のブログ

2017年7月から始めた介護職のブログ

介護業界の離職率が高い理由。

こんばんは。

 

しょぼです。

 

自分の見解ですが、離職率が高い理由として、考えたのが。以下4点です。

  • 給与と仕事の量が割に合わない。
  • 社内の人間関係が悪い
  • 自分のやり方を見つけるのが大変
  • 労働時間がしっかりとしていない 

 

それでは、なぜこの考えにいたったのかというのを、理由に書きます。

 

  • 給与と仕事の量が割に合わない。

現在、自分の給与だと手取りで14万弱です。

その14万弱の給与の内容的に仕事のする量が多忙なんですよ。

 

  1. オムツ交換
  2. 利用者さんの見守り・看取り
  3. 介護記録作業
  4. オムツの補充
  5. ベッドの上で失禁したらそれを取換える作業【稀】
  6. トイレ介助
  7. 食事介助
  8. 水分提供
  9. 担当に当たった利用者さんのモニタリング
  10. イベントがあれば、その準備 など

仕事の量で手取り14万弱は少しきついかもしれないですね。

 

かといって、政府はなにもしてないのかというと。そうでもなくて、

 

今後日本は“超高齢社会”になることを見込んで、介護員の基本給または別途に介護職員処遇改善加算という国からもらえる手当があるんですよね。

 

・超高齢社会

引用:www.tyojyu.or.jp

 

 ・介護職員処遇改善加算

引用:rehaplan.jp

 

 

ちなみに、介護職員改善加算の

www.minnanokaigo.com

 

 最大8万円給与が増える仕組みなんですが、これ、現在の勤務先で10年間いないと8万円もらえないんですよ。

 

もっと、いえば、この8万円、本当に満額もらえるのかとおもったら、そうでもなく、国が会社に渡すお金だから、いくら会社が労働者に支払うか決められる仕組みになってるみたいで、ほぼ満額受け取れない所が多いそうですよ。

 

んじゃ、10年間いないとなんももらえないのかと言われたらそうではなく、

1年未満の方では、8万円ではなく、3万7000円相当

もらえるみたいなんですが、これを、3万7000円一括で会社が払うか、分割して(12か月分)払うかは、会社次第なんですよ。

 

また、この手当を”賞与”として出してる会社もあるそうです。

 

そんな、給与事情だからこそ、離職率が高いのではないかと思います。

 

  • 社内の人間関係が悪い

介護職って”チームワーク”が大事になってくる職業なんですよね。

それは、介護員と看護との”チームワークなんです、そのチームワークが悪いと、

看護と介護どちらが偉いと思ってるの?っていう人たちがでてきて、介護は看護の奴隷として、働かないといけないという部分が出てくるので、そうなってくると、

社内の人間関係が悪いから辞めていってしまうのではないかと、考えました。

 

  • 自分のやり方を見つけるのが大変

まだまだ、自分は自分のやり方を見つけることが出来ていない状態ではあるんですが、

今、新人期間中で、色々教えてもらってる最中なところ、先輩達が口をそろえてこういうんです。

 

”自分はこのやり方だからね”

”最終的にやりやすいやり方でやってね”

 

っていうけども、実際やりやすいやり方をやったら、こう言われるのですよ。

”私そんなやり方教えた?”

 

あきらかに、私のやり方を真似しなかったの?的な

 

んで、違う教育担当にあたっても、その言葉が出てくると。。

 

新人には、どーすればいいのか、がわからなくなるんですよ。

 

マニュアルはない一般企業みたいに、”こーすれば、こーなるから”っていうのがなくて、

 

色々なやり方をミックスして、最終的には自分のやりやすいやり方を見つけるんだろうけど、それが、強い口調になってしまって、教えてる先輩達も後が断たないんだと思う。

 

新人でなにもわからない状態で入ってきて、ある人の真似をしたら、怒られるので、結局、自分のやり方を探すのが大変な職業なんだなと感じつつあります。

 

 

  • 労働時間がしっかりとしていない 

これは、うちの会社だけではないとは思います。

 

介護職って、”遅番、早番、夜勤、明け”とか”遅番、早番、夜勤”とか”普番、早番、遅番、夜明(夜勤と明け)番”さまざまな勤務体系があると思います。

 

その中で、うちは基本は7時出勤ですが、6時30にはこないといけない職場です。

 

30分も早く出勤しなきゃいけないのはいかがなものかと自分は思いますね。

 

その分の給料も発生してほしいものです。

 

 

最後に、自分が今回感じたことっていうのは、悪魔で、今働いてる”特養”以前働いた、“有料老人ホーム”、”知的障害者施設”も含めの見解です。

 

ほかにもまだまだ、施設はあります。

・住宅型老人ホーム

・地域密着型

・介護老人保健施設老健

グループホーム

・シルバーハウジング

引用:www.tsukui-sunshine.net

 

そのほかさまざまな施設がある上で、介護職の給与と待遇と職場環境がもっと良かったら、給料もこんな低くはならなかったんじゃないかなって思います。